PixiJS をつかって、全面Canvasのサイトをつくっているときには気づかなかったのですが、ファーストビューがCanvas(PixiJSでレンダリング)で、その下にコンテンツがつづくページを実装していた際に気付きました。
PixiJSのviewに設定したCanvasをタッチの起点にすると、ページがスクロールできないということに。
挙動的に、touchmoveがpreventDefaultされているような気がしたので、ドキュメントやソースコードを確認してみたところ、autoPreventDefaultをfalseにすれば良さそうだったので、試してみると無事にスクロールするようになりました。
const app = new PIXI.Application({ view: document.querySelector('canvas'), }); app.renderer.plugins.interaction.autoPreventDefault = false; app.renderer.view.style.touchAction = 'auto';
コードで突然登場したtouch-actionですが、調査の段階ではじめに疑った容疑者でした。が。こちらは変更してもスクロールできるようにはなりませんでした。つまり、濡れ衣でした。
気になるプロパティだったので、念のためautoにしています。